大威徳陀羅尼経 巻第八(法隆寺一切経) だいいとくだらにきょう かんだい8(ほうりゅうじいっさいきょう)

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 / 奈良県 

林幸書写
平安時代 12世紀/永久3 1115
紙本 楮紙 墨書 巻子 墨界(巾1.75㎝) (軸)黒漆切軸(後補)
縦26.2 長732.6
1巻
法隆寺(奈良)伝来

 永久3年(1115)に僧林幸によって書写された、いわゆる法隆寺一切経の内の1巻。法隆寺一切経は、承徳3年(1099)前後、永久2年(1114)から元永元年(1118)、保安3年(1122)以降の三期にわたって勧進書写されたもので、僧林幸の保安3年の「一切経勧進状」によって、写経の目的・経緯・内容を知ることができる。これによれば、第二期は僧勝賢の勧進によるもので、5年間に2700余巻が書写された。本巻はその内の1巻に当たり、第三期の中心人物である林幸が、すでに第二期に筆師として活躍していたことを示す貴重な遺品である。巻首・巻尾・継目の紙背(四ヵ所)に「法隆寺/一切経」の黒方印が捺されている。
 法隆寺一切経は、現在法隆寺に890巻所蔵されており、重要文化財に指定されている。『大威徳陀羅尼経』は、全20巻のうち巻第七・十三・十四・十八・十九の5巻がその中に含まれている。

奈良国立博物館の名宝─一世紀の軌跡. 奈良国立博物館, 1997, p.302, no.113.

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