天皇子神社のケヤキ あまおうじじんじゃのけやき

植物 / 中部 

長野県
樹齢は未定、幹周囲は目通り8.7mで樹高は約26mの巨木である。
長野県千曲市大字寂蒔1062
千曲市指定
指定年月日:20120606
天皇子神社
記念物

ケヤキ(ニレ科)は、本州・四国・九州及び朝鮮半島・中国・台湾にも分布する。社寺林や屋敷林・街路樹等にもよく植えられてきたが、自生のものは低山帯下部の渓谷沿い斜面に生育することが多い。また、雨量が少ない本州内陸部の堆積盆地にケヤキの巨樹・巨木が多く見られる。和名は「けやけき木」で、特にきわだつ木・顕著な木に由来するという。材がち密で強靭、くるいが少ない等、国内産の落葉樹ではもっとも有用な樹種である。大材がとれるので神社・寺院などの大建築に必要とされ、長大な柱と広い板材は建築材や家具材等、あらゆる所に使われてきた。そのうえ木目が美しいので、渦巻きのような玉目は特に珍重される。長野県内のケヤキの巨木は、目通りの幹周囲約8m以上で樹姿がほぼそろっている個体が10数本現存し、最高は約12mである。対象木は地上5mで主幹を欠くが、2本の大枝を伸ばしている。このように大株が途中で枯損して若枝を伸ばしているケヤキは県内に多数あるが、目通り8mを超える巨樹は少なく十指に数えられるだろう。

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