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小癋見

こべしみ

概要

小癋見

こべしみ

彫刻 / 能楽 / 江戸 / 東京都

江戸後期・19世紀

縦20.4 幅16.0 高9.3

1面

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 NM70

未指定

「小癋見」の一典型を示す整った面。癋見面は口を固く結び、力を内に込めた表情が特徴の吽形の面。宝生流八世の古将監重友は『面論記』で小癋見について「鵜飼野守の面也」と記しており、地獄の鬼の役などに用いる。面裏に「品々百枚之内」と朱漆書きがある。
 「小癋見/上品」と墨書のある付札が附属する。「紅地麻葉繋花車模様縫箔」(国立能楽堂蔵)とともに伝わったとされ、土佐藩主山内家から明治維新後に高知城下屈指の豪商・川崎家へと伝来していた可能性がある。

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キーワード

Shibuya / 能楽堂 / 渋谷 / Tokyo

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