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小鼓裏革

こつづみうらがわ

概要

小鼓裏革

こつづみうらがわ

能楽 / 江戸 / 東京都

江戸時代 安政6年/1859

馬革

直径20.2cm

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 GK14

独立行政法人日本芸術文化振興会

未指定

小鼓は能楽で用いる打楽器で、胴・革・調べ緒からなる。胴は全長約25センチで、主に桜材で作られている。革は直径約20センチで、若い馬の革を多く用いる。胴と革は調べ緒で連結され、演奏中は調べ緒の締め付け具合で音色を変化させる。また、革に息を吹きかけたり唾液をつけたりすることで湿度を保ち、柔らかな音を維持する。
 裏革として使用されていたもので、古革で飴色になっている。大正のはじめまで金沢に存在していた鼓屋「丁金」製で安政六年未六月の墨書がある。 
 GK13の表革とともに薄緑色緞子の革袋に入って伝わった。シテ方観世流・楠川正範(1907~1969)師の旧蔵品である。

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キーワード

/ 調べ / 小鼓 /

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