絹本著色北条実時像
けんぽんちゃくしょくほうじょうさねときぞう
概要
本図は″四将像″の名で金沢北条氏の菩提寺、称名寺【しようみようじ】に伝わったもので、歴史上著名な武人の一門四代にわたる肖像画として、文化史的にもきわめて価値の高いものである。画像の製作時期はいずれも像主の生存年代に近く、描写もすぐれ、鎌倉時代の代表的作品である。なお、附【つけたり】指定された顕弁像は貞顕の兄に当たり、鶴岡八幡宮の別当として僧正にまでなった人である。
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