等覚寺の松会
とかくじのまつえ
概要
等覚寺の松会は、かつて英彦山などとともに豊前六峰と呼ばれた修験道の拠点の1つ、等覚寺の所在した地域の人びとにより、五穀豊穣、疫病退散、国家安泰を祈願して行われる行事である。当日早朝、施主の禊ぎと神社への大幣奉納が行われ、午後に松会が行われる。松会では、神幸行列に続いて獅子舞が行われ、田打ち・畦切り・畦塗り・代掻き・田植え・はらみ女などの「田行事」が行われる。続いて鬼会が行われた後、鉞舞・長刀舞などの「刀行事」が行われ、最後に幣切りが行われる。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)