宮古のクイチャー みやこのくいちゃー

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無形民俗文化財 / 沖縄 

選択年月日:20020212
保護団体名:
備考:
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 クイチャーは、沖縄県宮古諸島各地に伝承されている集団の踊りである。豊年祭や雨乞いなどで踊られたり、娯楽として随時踊られたりしており、人びとの生活や信仰に深く結びついている。
 クイチャーの語源はクイ(声)をチャース(合わせる)であるともいわれる。皆が声を合わせて歌いながら、手拍子を打ちつつ踊る。近年では伴奏に三線【さんしん】を用いるところがあるが、本来、クイチャーは楽器を伴うものではないといわれてきた。歌は、豊穣を祈る歌、雨乞いの歌、恋人への思いを込めた歌、生活や労働の喜び、苦しみなどを歌った歌など多様であり、人びとの生活や信仰に深く根ざしている。
 クイチャーは、野外での踊りである。ザーと呼ばれる広場や辻などで、男女が輪を作り、両手を前後左右に振り、大地を踏みしめ躍り上がるような動作を繰り返す。伝承地や踊りの機会、歌によって男性だけ、女性だけ、男女共、ツカサたちだけが踊るクイチャーに分けられる。男女共に踊る場合には、男女それぞれが別の輪を作り、輪を二重三重にする形や、輪の半分が女性、残り半分が男性という具合に分かれて一つの円を描く形などがある。男女同時に歌い踊るところや歌もあるが、男性が踊る間、女性が手拍子を打ちつつ歌い、女性が踊ると男性が歌うという掛け合いの形をとることも多い。人びとは、一つの歌を歌い終えると直ちに次の歌へと移り踊り続ける。祭祀にかかわるクイチャーでは、ツカサが歌を先導するが、娯楽として踊る場合は、歌詞に精通した者、歌が上手な者が自然と先導的な役割を果たしている。

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