日本
江戸時代中期/18世紀
白綸子地 縫い締め絞り・摺箔・型鹿の子・友禅染・刺繍
丈152.0cm 裄61.5cm
1領
神奈川県相模原市南区麻溝台1900
女子美術大学
作品番号:2205.117
橘樹と貝桶、雲取りを大胆に配した小袖。貝桶とは貴族階級の遊戯である「貝合わせ」に用いる蛤を入れる桶を指し、橘とともに王朝の雅なイメージを表す。紅の雲取りは縫い締め絞りによる染め分けと輪郭の縁箔、貝桶と橘樹は色鮮やかな友禅染と型鹿の子・刺繍で繊細に表される。
旧カネボウコレクション、旧長尾コレクション