智証大師伝
ちしょうだいしでん
作品概要
『智証大師伝』は、円珍(814~891)の死後十年を経た延喜2年(902)10月に三善清行(847~918)が撰した伝記で、国史編纂のために朝廷に提出された。本書は曼殊院に伝来したもので、嘉承3年(1108)書写になる石山寺本(重要文化財)に次ぐ平安時代末期の古写本である。石山寺本にみえない清行の撰定記文と弟子らの作成記文が巻末にあり、草稿本の体裁を伝えている。
ちしょうだいしでん
『智証大師伝』は、円珍(814~891)の死後十年を経た延喜2年(902)10月に三善清行(847~918)が撰した伝記で、国史編纂のために朝廷に提出された。本書は曼殊院に伝来したもので、嘉承3年(1108)書写になる石山寺本(重要文化財)に次ぐ平安時代末期の古写本である。石山寺本にみえない清行の撰定記文と弟子らの作成記文が巻末にあり、草稿本の体裁を伝えている。
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