新撰朗詠集〈上下/〉
しんせんろうえいしゅう
概要
藤原基俊(?~一一四二)の撰、「和漢朗詠集」の形式にならって編された和漢の詩文集。この本の古伝本は少なく、本書は鎌倉時代書写、上下合冊の稀覯本である。押界のある斐紙七十八枚(墨付)の綴葉装、本文には朱・墨の訓点が付されている。末尾本奥書に嘉禄二年(一二二六)三月十四日藤原定家が書写・加点し、その訓点は、撰者基俊が弟子の俊成に授けたものである旨を記している。
しんせんろうえいしゅう
藤原基俊(?~一一四二)の撰、「和漢朗詠集」の形式にならって編された和漢の詩文集。この本の古伝本は少なく、本書は鎌倉時代書写、上下合冊の稀覯本である。押界のある斐紙七十八枚(墨付)の綴葉装、本文には朱・墨の訓点が付されている。末尾本奥書に嘉禄二年(一二二六)三月十四日藤原定家が書写・加点し、その訓点は、撰者基俊が弟子の俊成に授けたものである旨を記している。
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