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旧田中家住宅

きゅうたなかけじゅうたく

概要

旧田中家住宅

きゅうたなかけじゅうたく

城郭建築 / 江戸 / 明治 / 近畿

江戸時代後期~明治時代初年頃/江戸時代後期~明治時代初年頃

主屋:木造、一部2階建、切妻造、桟瓦葺
離れ座敷:木造、平屋建、切妻造、桟瓦葺
文庫蔵:木造、2階建、土蔵造、桟瓦葺
土蔵:木造、2階建、土蔵造、桟瓦葺
長屋門:木造、平屋建、入母屋造、桟瓦葺

主屋:間口11.2m、奥行13.3m
離れ座敷:間口3.5m、奥行6.7m
文庫蔵:間口4.4m、奥行7.2m
土蔵:間口6.4m、奥行3.6m
長屋門:間口14.1m、奥行4.8m
宅地:1,018.18㎡

5棟

亀山市指定
指定年月日:20120612

有形文化財(建造物)

 田中家は、関町新所で江戸時代後期に栄え、当主は代々「庄右衛門」を襲名した。元禄15年(1702)に宗家である田中庄左衛門家から分家し、現在地に居を構えた。分家当時の家業は明らかではないが、江戸時代中期以降、古着商・質屋等を営み、また、関宿周辺に広大な土地を有し、ここから上がる米を資本として財を成した。
 屋敷は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている関宿の、街道南側にあって大きな間口の屋敷を構えている。旧田中家の街道に面した間口は八間余(15.9m)あるが、これは一般の町屋の2~3軒分にあたる。
 屋敷内には、街道に面した主屋・離れ座敷のほか、文庫蔵・土蔵・井戸館・納屋・物置・長屋門があり、これら建物及び木塀により隣家及び道路との境としており、屋敷全体が明確に区画されている。
 主屋の建築年代は、江戸時代後期に遡ると考えられるが、具体的な年代を示す資料等はない。離れ座敷は、主屋に増築されており、明治時代初年頃と推定される。文庫蔵は、家財を収めた土蔵で、建築年代は不明であるが明治時代初年頃の建築と推定される。

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キーワード

/ 街道 / / 座敷

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