竹島家住宅
たけしまけじゅうたく
概要
竹島家住宅
たけしまけじゅうたく
富山県
江戸後期、江戸末期、明治中期、明治後期/主屋 1896年頃 米蔵 1912年 道具蔵 江戸中期長屋門・御成門・外塀 江戸後期 内塀 江戸末期
主屋 木造平屋一部2階建、切妻造桟瓦葺
米蔵 土蔵造、平屋建、切妻造桟瓦葺置屋根
道具蔵 土蔵造、2階建、切妻造桟瓦葺置屋根
長屋門 木造平屋建、桟瓦葺
御成門 木造腕木門、切妻造銅板葺
外塀(石垣含む) 木造、切妻造桟瓦葺
内塀 切妻造桟瓦葺
主屋 居住棟 間口12.7m、奥行21.8m・座敷棟 間口12.1m、奥行13.2m、建築面積454㎡
米蔵 桁行8.18m、梁間5.76m、建築面積47㎡
道具蔵 桁行5.33m、梁間6.06m、建築面積60㎡
長屋門 桁行15.3m、梁間3.64m、建築面積56㎡
御成門 間口1.8m
外塀(石垣含む) 総延長107m
内塀 総延長23m
7棟(主屋、米倉、道具蔵、長屋門、御成門、外塀(石垣含む)、内塀)
富山県富山市下新本町8番12号
富山市指定
指定年月日:20110926
有形文化財(建造物)
竹島家住宅は江戸中期から明治末に建築された。主屋は明治29年に藩政期の建物をモデルとして建築に着手し、大正から昭和初年頃と昭和17年に増改築された。米蔵は明治45年建築である。道具蔵は江戸中期頃と考えられ指定建造物で最古になる。長屋門と御成門は江戸後期と考えられ、長屋門は明治期に小屋組の改造、昭和初期に基礎が工事され、御成門は昭和初期頃に修理が行われた。外塀は長屋門左手が江戸後期で、他は明治39年頃で、昭和初期に補強工事などが行われ、石垣は明治初期頃から昭和初期頃と考えられる。内塀は幕末頃と考えられる。