榊原家資料
さかきばらけしりょう
概要
江戸及び国元の藩政日記など、姫路・村上時代を含めた藩政史料と、旧藩士家の伝来文書などから成る「榊原家文書」は、明治3(1870)年の藩庁火災で焼け残った文書や、榊原家・旧藩士から榊神社へ献納された資料が、昭和25(1950)年に上越市立高田図書館へ寄贈されたものである。また藩校修道館の旧蔵書と旧藩士から寄贈された蔵書から成る「修道館文庫」も、明治末年以降高田図書館に寄贈されたものである。
上越市立総合博物館寄託の「榊原家史料」は、東京の榊原子爵家が所蔵してきた資料群で一時徳川黎明会に寄託されていたが平成16年に榊神社に事務所を置く財団法人高田和親会に寄託しなおされ、さらに平成18年に、和親会が榊原政信氏から借用していた史料とともに上越市立総合博物館に寄託された。