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藍紙華厳経巻第五十(泉福寺経)

らんしけごんきょうかんだい50(せんぷくじきょう)

作品概要

藍紙華厳経巻第五十(泉福寺経)

らんしけごんきょうかんだい50(せんぷくじきょう)

/ 奈良県

平安時代 12世紀

藍紙 墨書 巻子装

縦25.5 横838.5

1巻

 巻頭に「泉福寺」の朱印が捺されることから、「泉福寺経」と呼ばれる装飾経である。青緑色の紙に金泥で界線を引き、『華厳経』(60巻)の巻第五十を墨書する。料紙はきわめて手の込んだものであり、三層(表・中・裏)になっている。表と裏の層は藍染めした紙を混ぜて漉き直した紙であり、藍色の短い繊維が確認できる。さらに経巻の前半の料紙には金箔が、後半には金箔と銀箔が散らされている。本経巻は火災にあったため上下が焼損しており、焦げ残った部分が欠落しないように、現在は裏から補紙があてられている。なお、本巻の僚巻と考えられるものが、根津美術館や立命館大学、京都国立博物館などに所蔵されているほか、断簡が存在している。

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キーワード

/ / 書写 / 奈良

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