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内外大神宮 外宮本殿

ないげだいじんぐう げくうほんでん

概要

内外大神宮 外宮本殿

ないげだいじんぐう げくうほんでん

宗教建築 / 江戸 / 関東 / 茨城県

茨城県

江戸中期/1679

桁行三間、梁間二間、神明造、茅葺(銅板仮葺)

1棟

茨城県筑西市小栗

重文指定年月日:20091208
国宝指定年月日:

内外大神宮

重要文化財

 内外大神宮は,中世には伊勢神宮領の小栗御厨であった地域に鎮座する神社で,その由緒により,社殿形式は神明造が採用されている。
 内宮本殿と外宮本殿は,ともに三間社(さんげんしゃ)の神明造で,延宝7年(1679)に地元の大工によって建立された。また御遷殿は,一間社流造,茅葺で,天正2年(1574)の建立である。
内外大神宮の両本殿は,三間社神明造の本殿を並立させる社殿の古例として重要である。
 また,両本殿とともに御遷殿なども保存されており,伊勢神宮御厨に勧請された神明社の,近世における社頭構成を伝える点においても高い価値が認められる。

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