京都府大風呂南一号墓出土品
きょうとふおおぶろみなみいちごうぼしゅつどひん
概要
本件は、弥生時代後期後半に築造された墳丘墓からの出土品一括である。
本件は、このうち一号墓(墳丘規模=尾根筋方向の長さ約二七メートル、尾根と直交する長さ約一八メートル、墳丘高約二メートルの長方形)に築かれた四基の土壙(第一-第四主体部)から出土した副葬品の一括である。その内訳は、腕飾り(ガラス釧一箇、銅釧一三箇、貝輪残欠一箇)と玉(ガラス勾玉六箇、碧玉管玉三五六箇)、鉄製品(鉄剣一四本等)、および附とした土器・土器片七点から構成され、その総数は四一二点である。