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田代の売薬習俗

たしろのばいやくしゅうぞく

概要

田代の売薬習俗

たしろのばいやくしゅうぞく

無形民俗文化財 / 九州

選定年月日:19951226
保護団体名:特定せず
記録:『田代の売薬習俗』(企画文化庁・制作さいたま民俗文化研究所・平成23年3月31日)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

この習俗は、現在の鳥栖市と三養基郡基山町にまたがる旧対馬藩田代領一帯にみられた売薬の習俗である。九州一円から中国・四国の一部までを得意場とする家庭用の配置売薬業で、朝鮮から製薬法を学び、富山から配置法を学んだといわれ、明治以後は、延膏薬が製造され、「内服薬は越中さん、外用薬は田代売薬人」といわれるようになり、膏薬得意の田代売薬が確立した。(※解説は選択当時のものをもとにしています)

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