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黒漆塗鯱形兜

くろうるしぬりしゃちなりかぶと

概要

黒漆塗鯱形兜

くろうるしぬりしゃちなりかぶと

工芸品

日本

江戸時代前期

鉄製漆塗、紙製漆塗

30.0×30.0×45.0cm

1

兜鉢は薄鉄の五枚張りで、その上に鯱の形を和紙で厚く張り抜いてある。全体を厚く漆で塗り固め、口と鼻孔は朱漆塗り。目は金胴の薄板を貼り付け、 は鉄板付盛上札を朱漆塗りとし、その上から黒漆を塗っている。日根野形五段を紫絲威とし、吹返しは一段丸形で、黒漆塗りとして銀の覆輪をめぐらせる。作域は、張り抜き技術、漆仕事にすぐれ、まとまりのよい張懸兜である。

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