朝鮮通信使関係資料
ちょうせんつうしんしかんけいしりょう
概要
朝鮮通信使関係資料
ちょうせんつうしんしかんけいしりょう
江戸時代/1643~1711
①朝鮮通信使漢詩書軸 従事官申濡筆 紙本墨書 寛永20年
②朝鮮通信使漢詩書軸 従事官申濡筆 紙本墨書 寛永20年
③朝鮮通信使漢詩書軸 製述官朴安期筆 紙本墨書 寛永20年
④朝鮮通信使漢詩書軸 正使趙珩筆 紙本墨書 明暦元年
⑤朝鮮通信使漢詩書軸 副使兪瑒筆 紙本墨書 明暦元年
⑥朝鮮通信使漢詩書軸 副使任守幹筆 紙本墨書 正徳元年
⑦朝鮮通信使漢詩書軸 従事官李邦彦筆 紙本墨書 正徳元年
⑧朝鮮通信使漢詩書軸 製述官李礥筆 紙本墨書 正徳元年
⑨朝鮮通信使漢詩書軸 書記官南聖重筆 紙本墨書 正徳元年
①縦95.1×横31.5
②縦95.3×横31.5
③縦93.7×横32.4
④縦111.1×横39.3
⑤縦111.0×横39.1
⑥縦66.4×横49.5
⑦縦109.8×横49.5
⑧縦95.1×横36.6
⑨縦48.7×横62.8
9点
瀬戸内市指定
指定年月日:20150217
有形文化財(美術工芸品)
朝鮮通信使は、江戸時代に朝鮮国王から江戸幕府将軍へ派遣された善隣友好の使節である。本蓮寺は江戸時代初期に通信使の接待場所になっており、通信使の漢詩書軸が9幅伝えられている。寛永20年、明暦元年、正徳元年に来日した正使、副使、従事官、製述官、書記の手になるもので、それぞれ筆者がはっきりしている。漢詩の内容は牛窓や本蓮寺の情景にも触れるものであり、通信使と地域の交流を明確に示す資料として大変貴重である。