披雲閣庭園
ひうんかくていえん
概要
披雲閣庭園
ひうんかくていえん
香川県
庭園の北東隅から南西隅に向けて枯川が適度に曲線を描きながら設けられている。枯川中ほど北側には本庭園最大の築山が位置するが,2つの頂からなるこの築山は江戸時代の御殿に伴う庭園を取り込んだ可能性が高い。枯川や築山のある庭園の重要な箇所には,雪見灯籠や春日灯籠など様々な形状と大きさの石造物が配されている。特に枯川の中ほどに掛かる庵治石製の石橋や大書院の北側に置かれた銀閣寺型手水鉢は例を見ない石造物である。園内の飛石や沓脱石とともに,必要以上に大きさを誇る石造物・景石は本庭園の特徴の一つでもある。
香川県高松市玉藻町2-1
高松市指定
指定年月日:20130107
高松市
記念物