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長興寺跡出土の五輪塔台座

ちょうこうじあとしゅつどのごりんとうだいざ

概要

長興寺跡出土の五輪塔台座

ちょうこうじあとしゅつどのごりんとうだいざ

住居建築 / 室町 / 中部 / 岐阜県

岐阜県

室町前期(14世紀後半)

形状は返花を有しない繰形座。長興寺跡伝承地(現在の恵那東中テニスコート周辺)から出土し、恵那市大井町の長国寺境内に置かれている。

幅75.2cm、高さ25.1cm

1基

岐阜県恵那市大井町1246

恵那市指定
指定年月日:20121127

長国寺

有形文化財(建造物)

14世紀~15世紀の文献史料から、大井郷に西大寺直末の律宗寺院である長康寺が存在したことが確認できるが、この台座から、長興寺が長康寺であり、その所在地が長興寺跡であることが判明する。律僧の墓塔として造営された律宗様式の五輪塔の規模は、律僧の地位や年齢、寺格によるピラミッド構造を示しているとされ、美濃国で唯一長康寺のみに大型五輪塔が存在することは、長康寺が律宗教団における重要な寺院であったことを示している。

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キーワード

/ 寺院 / 後半 /

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