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竹生島のタブノキ林

ちくぶしまのたぶのきりん

概要

竹生島のタブノキ林

ちくぶしまのたぶのきりん

植物 / 近畿 / 滋賀県

滋賀県

 タブノキはクスノキ科の常緑広葉樹で、主に暖温帯の海岸に生育するが、琵琶湖が存在することによる海洋的気候によって、沿岸性樹木であるタブノキが内陸部で群落を形成している。
 竹生島においては、樹高130cm以上でありかつ胸高直径5㎝以上のタブノキは400個体以上生育し、うち胸高直径80cm以上の大径木は100個体程度含まれると推定でき、滋賀県下最大の群落を形成している。
 室町時代後期の「竹生島祭礼図」(東京国立博物館蔵)にタブノキとみられる照葉樹林の森が描かれていることから、この島の原植生ともいえる樹木であり、幾度かの山火事を経て、中世以降、タブノキ林が維持されてきた。
 竹生島のタブノキ林は、琵琶湖が作り出す海洋性気象条件と長い時間の中で育まれた森林と考えられ、人為的影響が少ない照葉樹林として学術的価値もきわめて高い。

滋賀県長浜市早崎町字竹生島1664-1、2、3、4、5、1661-1、2、3
(179,676㎡、一部里道を含む)

滋賀県指定
指定年月日:20151218

宗教法人宝厳寺
宗教法人都久夫須麻神社
長浜市

記念物

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キーワード

群落 / 生育 / 発達 /

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