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木像

圓鍔勝三 (1905(明治38)年-2003(平成15))

エンツバ・カツゾウ

昭和40年/1965年

木、彩色

高130×25×25

「アフリカ彫刻に魅力を強く感じている頃のもので、手に持った面、人体、顔の構成がおもしろく、モデルによらず、終始楽しく作った作品。」と圓鍔は言う。わずかな幅と深い奥行きで構成された頭部とこれを貫通する眼部、屈めた身体、腰と大腿部の建築的な構成、彩色など、アフリカ彫刻を思わせる独特のフォルムが、白く着色された「面」とこれを手にする男の象徴的なポーズと相まって、ミステリアスな雰囲気を醸し出す。エッジのきいた彫り方や、頭部と「面」、肩と頭のフォルムが生み出す水平と垂直のコントラストなど造形的なおもしろさにも注目したい。
圓鍔勝三(1905~2003)は、尾道市御調(みつぎ)町に生まれ、日本美術学校で学びました。卒業後は、澤田政廣に師事。木彫を中心としながらも、ブロンズや石など様々な素材に取り組みました。ときに作品に物語性を織り込み、木彫に金属やアクリルなどの異素材を取り入れるなど、木彫表現の可能性を大きく広げました。東京駅の《仲間》をはじめ、広島平和記念公園、広島駅など公共彫刻も数多く手掛け、1988年文化勲章を受章、翌年、広島県名誉県民に推挙されました。1993年郷里の御調町に圓鍔勝三彫刻美術館開館。

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彫刻 / / 能面 / Mask

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