松平大和守直矩書写紺紙金泥妙法蓮華経提婆達多品
まつだいらやまとのかみなおのりしょしゃこんしきんでいみょうほうれんげきょうだいばだったぼん
作品概要
「跋文」の部分には法華経提婆達多品を奉納した理由背景が「正室駒子がこの法華経の提婆達多品 第十二の教えにより極楽において悟りを開き、成仏されることを願う」と切実に綴られている。さらに経本の巻末に直矩直筆と思われる歌が次の通り添えてある。
花ちりし むかしのあとを 十とせに
あまりて みつのゆめは さめけり
【添付資料】
紺紙金泥妙法蓮華経提婆達多品写真