妙法蓮華経巻第五
ミョウホウレンゲキョウカンダイ5
概要
妙法蓮華経巻第五
ミョウホウレンゲキョウカンダイ5
制作地:日本 日本
平安時代 後期
縦26cm:全長930cm
1巻
重要美術品
紺紙に金字で端整に書写した『法華経』巻第五。見返しには金銀泥で、「提婆達多品」の経意絵を描く。中央に釈迦仏と菩薩および四衆が、左下には仙人が、右下には仏に宝珠を奉らんとする龍女(龍女成仏の説)が、描かれる。表紙にも金銀泥で宝相華唐草文が描かれており、見返し絵を有する紺紙の写経の中でも優品の一つに挙げられよう。