太鼓台(旧新居浜市久保田) たいこだい(きゅうにいはましくぼた)

有形民俗文化財 / 昭和以降 / 愛媛県 

昭和以降/平成元(1989)年製作
立体
高485cm
1台
愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
愛媛県歴史文化博物館

「男まつり」と称され、県内随一の豪華さを誇る新居浜太鼓祭り。ドーン・デーン・ドーンと秋空に勇壮な音を打ち響かせる「太鼓台」。新居浜の太鼓台は毎年10月中旬に一宮神社、内宮神社など神社の秋祭に登場する。かつては「神輿太鼓」とも呼ばれ、祭礼の際に神輿にお供するものとして、神輿行列に参加するのが本義とされている。太鼓台は、前後四本のかき棒を中心に四本柱を立て、その中に太鼓を置いて、まわりに飾り幕を巡らせている。上幕には阿形の飛龍、鷲と獅子、三層楼閣の御殿を、別名高欄幕と呼ばれる下幕には金刀比羅旭殿などが金糸銀糸の立体刺繍で装飾されている。屋根には赤色の平蒲団を八枚重ねる。また、蒲団部の周囲には昇龍と降龍の蒲団締めが付けられ、四隅からは大房を垂らす。このように、屋根に蒲団を重ねる形は、分類上「蒲団太鼓」と呼ばれ、東予地方のみならず南予地方の「四ツ太鼓」にも共通し、兵庫、香川県など近畿地方や瀬戸内沿岸地域の祭礼にも多く見ることができる。

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