水管橋
すいかんきょう
概要
大正15年(1926)4月、米子町に上水道の給水が始まった当時のものである。創設以来90年近くに渡って市民の生命と文化生活を支える大動脈として水道水を送り続けてきた米子市最古の水管橋であり、米子市の水道史を語る重要な近代化遺産である。
当時、米子町の水道事業は市制施行をにらんで、計画給水人口5万人、一日最大給水量3,678立米の上水道事業を計画し、施設整備を行った。このうち水管橋は14ヶ所あり、総延長126mに及んだ。
その後、水道管(含・水管橋)の耐震化整備や老朽管の更新が行なわれ、創設時の水道管が残っているのは糀町橋水管橋と加茂川橋水管橋の2ヶ所のみである。