蓬莱島
ほうらいじま
概要
蓬莱島
ほうらいじま
岩手県
大槌湾内、大槌町赤浜地区の沖約400mに浮かぶ東西約60m、南北約40mの島。堤防によって赤浜地区と繋がっている。
島は岩盤によって構成されており、立面は瓢箪が浮かんでいるような形状で、西端に灯台が設置されている。灯台の横には、かつてオットセイ漁が盛んで、日米加による大規模オットセイ調査の拠点となり、日本における海獣研究の発祥の地となった大槌町の歴史をしのばせるオットセイ供養碑が建立されていたが東日本大震災により流失した。
また、島には古くから弁才天立像が祀られており、付近の漁師の守り神となっている。弁財天を納めたお堂の周囲には松など樹木が生え、緑の葉と赤い灯台のコントラストが島に彩りを与えている。東日本大震災では、お堂がほぼ水没したにもかかわらず、お堂、弁才天とも流出を免れた。
岩手県上閉伊郡大槌町赤浜2丁目238番地1、同2
大槌町指定
指定年月日:20130808
備考の通り
記念物