蓬莱島
ほうらいじま
作品概要
江戸時代から藩主の領内巡検の際に、必ずではないもののコースに組み入れられる確率の非常に高い島である事から考えても、当時は著名な景勝地であったことが窺える。
島に祀られている弁才天を含め、江戸時代から現在にいたるまで付近の漁労者により厚く信仰されており、大槌町の民間信仰を考える上においても重要な地である。
東日本大震災津波では、島は水没し、灯台が破壊され、戦後のオットセイ供養碑も流され、島に続く堤防も破壊された。鳥居は大破したが、弁才天を祀るお堂は流されなかった。