陸安集
りくあんしゅう
概要
陸安集
りくあんしゅう
まつだいらじていいん(みつひめ・たけこ)
佐賀県
文久2年/1862年
紙本墨書 冊子装
(地)縦18.5cm 横13.1cm (人)縦27.1cm 横18.5cm
2冊
佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
公益財団法人鍋島報效会
小堀遠州や千宗旦に学び、宗徧流を創始した茶人に山田宗徧がいる。その代表的著作である「茶道便蒙抄」をもとに、神谷松見が注釈などを加えて成立したのが「陸安集」である。
本品は宗徧流を学んだ貢姫(健子・慈貞院/10代佐賀藩主鍋島直正長女)が24歳にあたる文久2年(1862)に書写したことが奥書から分かる。