松平慈貞院和歌書
まつだいらじていいんわかしょ
概要
侯爵・11代鍋島直大(なおひろ)嫡男の直映(なおみつ)は、明治31年(1898)にイギリス・ケンブリッジ大学を卒業し翌年に帰国。その翌年に禎子(旧福岡藩主・黒田長知の娘)と結婚した。
本作は直映の帰国と結婚を祝し、伯母にあたる松平慈貞院(貢姫・健子)が書き贈った和歌書。「移し植えし園の小松もこの殿も 三つ葉・四つ葉に栄え行くらむ」と詠み、直大(松印)の子直映の門出を祝った。泥引きの霞の間を七羽の鶴が舞い、松樹が寿ぎを添える。
まつだいらじていいんわかしょ
侯爵・11代鍋島直大(なおひろ)嫡男の直映(なおみつ)は、明治31年(1898)にイギリス・ケンブリッジ大学を卒業し翌年に帰国。その翌年に禎子(旧福岡藩主・黒田長知の娘)と結婚した。
本作は直映の帰国と結婚を祝し、伯母にあたる松平慈貞院(貢姫・健子)が書き贈った和歌書。「移し植えし園の小松もこの殿も 三つ葉・四つ葉に栄え行くらむ」と詠み、直大(松印)の子直映の門出を祝った。泥引きの霞の間を七羽の鶴が舞い、松樹が寿ぎを添える。
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