奉射祭
やぶさめ
概要
先ず、宮司と宮司によって選ばれた射立組(ぶしゃだちぐみ)と呼ばれる射手10人が精進潔斎をした後、宮司が目隠しをして白黒の的に桑の木で作った弓で、蓮の茎の矢を射り、その年の天候を占う御神的神事を行う。次に、射立組が武術錬磨や精神鍛錬を目的として約10間離れた大的を射る大的射礼を行う。五穀豊穣を目的として最後に害鳥である「かりがね」を的にした、かりがねの的射礼を行う。かりがね的射礼にも、大的射礼にでた奉射立組の10人が大的のときよりも離れた約15間の位置から、かりがねを射る。