横山大観旧宅及び庭園 よこやまたいかんきゅうたくおよびていえん

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その他 / 大正  昭和以降 / 関東 

東京都
大正~昭和
東京都台東区
指定年月日:20170209
管理団体名:
史跡名勝天然記念物

近代日本を代表する画家横山大観(1868~1958)の自宅兼画室及び庭園で,不忍池の西に位置する。大観は東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学し,明治39年(1906)に,日本美術院を設立した岡倉天心とともに茨城県五浦に移る。その2年後に居宅が火災で全焼したため,東京の下谷区に仮寓を得,翌年この地に本宅を構え,死去するまでここで日本画の創作を行った。
住居は,昭和20年(1945)の東京大空襲で蔵を残して焼失したが,同29年(1954)に大観の強い意思によってほぼ同じ形に再建された。 木造2階建ての数寄屋風日本家屋で,1階部分には焼失前にもあったものを再現した客間の鉦鼓洞(しょうこどう)などがある。2階は画室で,窓を多く設けて自然光を十分に採り入れている。
主庭は建物の南側に広がり,中央部に細長く折れ曲がる池泉を設ける。建物から見て右奥には築山が築かれ,その前には細川護立(もりたつ)侯爵から贈られた庭石を据える。大観は庭園に植栽する樹木について,自らスケッチで示し,植栽時にも植える位置や向きを指示した。また,樹木などの庭園内の素材を多く画題に選んでいる。
自然の風情を好んだ大観の思想及び感性が大きく反映され,日本の近代の美術史及び造園史の展開を考える上で貴重である。

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