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伊藤家住宅 裏蔵

いとうけじゅうたく うらぐら

概要

伊藤家住宅 裏蔵

いとうけじゅうたく うらぐら

住居建築 / 江戸 / 中部 / 新潟県

新潟県

江戸末期/1843

土蔵造、建築面積25.41㎡、二階建

1棟

新潟県糸魚川市大字鬼舞字屋敷付410番地

重文指定年月日:20181225
国宝指定年月日:

重要文化財

 伊藤家住宅は,日本海沿いに広大な屋敷を構える新潟県屈指の廻船主の住宅で,明治20年の大火後に主屋などが再建された。
 敷地中央に主屋,その北西に3棟の蔵を矩折れに配し,更に塀を延ばして北西からの強風や火災の備えとする。主屋は,平面形式や細部に上越地方の近世民家の特徴を備えつつ,接客部や台所の拡張,洗練された座敷飾,2階に多数設けられた居室などに,近代的発展の様相を示している。敷地内には,大火を免れた江戸時代末期の土蔵などの附属建物も多数保存され,明治期までに整えられた屋敷構えを良好に伝えている。地方的特色を備えた,大規模で上質な近代住宅として高い価値を有している。

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キーワード

/ 住宅 / 屋敷 /

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