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伯牙弾琴鏡

はくがだんきんきょう

概要

伯牙弾琴鏡

はくがだんきんきょう

金工 / 奈良

出土地:岐阜県可児郡御嵩町中長瀬山出土

奈良時代・8世紀

銅製 鋳造

径17.0 縁厚0.8 鈕高0.9

1面

池から立ち上がる蓮の葉の上に亀を置いて鈕【ちゅう】とし、琴【きん】の名手である伯牙、鳳凰【ほうおう】、遠山を配し、縁に銘文【めいぶん】を鋳出【いだ】しています。唐鏡【とうきょう】から型を取って鋳造した踏返【ふみかえ】し鏡とみられ、同種の例は日本に20点近く存在しています。人物を伯牙と断定せず「高士【こうし】弾琴鏡」と呼ぶこともあります。

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