埴輪 盛装の男子 はにわ せいそうのだんし

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考古資料 / 古墳 / 群馬県 

出土地:群馬県太田市 四ツ塚古墳出土
古墳時代・6世紀
土製
全長126.5㎝ 最大幅43.5㎝(スカート裾部) 幅(器台部)32.0㎝ 最大厚(スカート裾部)35.5㎝ 厚(器台部)28.5㎝ 
1個

この作品は、群馬県太田市で発見された人物埴輪です。飾りのついた帽子、耳の横で大きく結った美豆良(みずら)と呼ばれる髪形、首のネックレスから、高貴な身分の男子であることがわかります。また、腰につけた刀や腕の籠手(こて)は、彼が武人であることを物語っています。
埴輪は、3世紀~7世紀に造られた有力者や王の墓である、古墳(こふん)を飾った素焼きの土製品です。この埴輪は、足から下の部分が土に埋められ、まるでそこに立っているかのように古墳に置かれていました。
初期の古墳では、筒形の円筒埴輪や口が大きく開いた朝顔形埴輪が飾られていましたが、のちに建物、盾などの道具、人物、馬、鳥、いのししなどの動物をあらわす形象埴輪が作られるようになりました。
発掘調査によって、古墳の周囲に円筒埴輪が並べられ、さらにステージのような区画を造って、人物や動物などの埴輪が並べられていた例も明らかになっています。これらの埴輪は、まつりや狩の様子を再現していたという説が出されています。
この埴輪は、道路工事の際に、もう一人の帽子をかぶった男子、まげを結った女子、飾り馬などと一緒に見つかりました。残念ながら、この埴輪が立てられていた古墳の全容はわかりませんが、風格のある美しい姿は、身分の高い人物が儀式に臨む姿を現していたと考えられます。

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