菊の写生

素描 

土田麦僊 (1887-1936)
ツチダ、バクセン
鉛筆、彩色・紙・1面
76.0×52.0

84
土田麦僊(1887−1936)
TSUCHIDA,Bakusen

菊の写生
Sketch of Chrysanthemums
昭和8年頃(c.1933)
東京国立近代美術館蔵(草薙和三郎氏寄贈)


とりわけ日本画家にとって写生は事物の「神」つまり存在の精髄を見きわめる不可欠の手段である。だから外面の描写に流されてはならない。土田麦僊は近代日本画の絶頂をきわめた画家の一人。佐渡に生まれ,僧侶となるべく京都に出されるが,絵画への志やみがたく竹内栖鳳の門に入り,ルネサンス絵画,後期印象派を中心とする西洋絵画,また中国古画などを深く広く研究しつつ,装飾感あふれる明晰で理知的な独自の境地を切り拓いた。彩色を抑えたこれら直立する菊の毅然とした佇まい,ここにはそうした麦僊その人がいるかのようだ

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