伊勢物語絵巻
いせものがたりえまき
概要
伊勢物語絵巻
いせものがたりえまき
江戸時代・17世紀
紙本着色
縦30.3 長さ 巻第一1648.4, 巻第二1629.8, 巻第三1599.3, 巻第四1586.6, 巻第五1568.6, 巻第六1526.0
6巻
銘文:各巻、絵の最終段に「住吉法橋如慶筆」の款と「広通」の白文方印があり、巻第六の巻末に「左中将通福書之」の署名がある
これは在原業平を主人公とする『伊勢物語』を6巻の絵巻に表わした作品である。土佐派から出て住吉派をおこした如慶の代表作で、詞書の筆者が明らかなことも貴重である。四代将軍徳川家綱の正室高厳院の御遺物として津軽家に伝来した。(ありわらのなりひら ことばがき ごゆいもつ)
(作成: 赤羽光2009-02-26)(2007/06/05_h082)