洞天福地図巻
どうてんふくちずかん
概要
洞天福地図巻
どうてんふくちずかん
制作地:中国
明時代・16~17世紀
紙本墨画淡彩
第1図:26.5×73.6/第2図:26.5×55.8/第3図:26.5×49.3/第4図:26.5×67.3/第5図:26.5×45.7/第6図:26.5×41.8/第7図:26.5×63.6/第8図:26.5×37.2/第9図:26.5×56.8/第10図:26.5×62.9
1巻(10図)
銘文:隆慶元年夏四月既望銭穀 ; 叔宝 ; 栄木軒 ; 送鷗江居士遊赤城治天 ; 銭穀写 ; 銭氏叔宝 ; 送鷗江居士遊地肺福地 ; 銭穀 ; 叔宝 ; 送鷗江居士遊張公福地 ; 癸酉秋日写後学候懋功 ; 候懋功印 ; 送鷗江居士遊泰山洞天 ; 懋功 ; 候懋功印 ; 送鷗江居士遊天台洞天 ; 癸酉仲秋二十八日文嘉 ; 休 ; 承 ; 送鷗江居士遊沃州福地 ; 癸酉八月文嘉 ; 休承 ; 送鷗江居士遊廬山洞天 ; 文嘉印 ; 文休承印 ; 文水道人 ; 送鷗居士遊華盖洞天 ; 文水 ; 文嘉印 ; 文休承印 ; 送鷗江居士遊林屋洞天 ; 万暦元年八月既望文嘉 ; 文水 ; 送鷗江居士遊天姥岑福地
文徴明画法@ぶんちょうめい@を慕う蘇州の画家たちが、道教の聖地として知られる名山・名洞を描いています。山水の間には景色を楽しむ高士たちの姿も見えます。沈鷗江@しんおうこう@という旅行好きの人物のために贈られた作品です。