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三上八幡宮の鉄釣燈籠

みかみはちまんぐうのてつつりとうろう

概要

三上八幡宮の鉄釣燈籠

みかみはちまんぐうのてつつりとうろう

金工 / 室町 / 高知県

八木勘解由

寛正6年奉納/1465年奉納

高27.5㎝

1基

高知県立歴史民俗資料館

県指定

鉄板を組み合わせた六角形をなす。火袋は上半部に連子透かし、下半部に枡(3個)、横遠菱、滕(織機の道具)文の透かしがある。扉の透かしは変化をつけ、上部に丸二二引両の紋(2個)、中段に横遠菱、下段に滕の透かしが存する。笠は2段になり、上下の笠の柱は六角形の鉄板である。笠上の宝珠・釣環は欠損する。台も六角形、角に6本の脚がある。高さ21㎝である。扉に刻銘あり、6行に刻する。室町時代中期の寛正六年の紀年銘がある。「大日本国土州阿河郡鹿敷村/聖八幡大菩薩御宝前燈籠也/右諸願成就皆令満足故/大旦那惟宗朝臣親康司鍛冶大工/八木勘解由/寛正六年乙酉九月吉日」本県では唯一の残った鉄釣燈籠で、本県最古のものである。

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キーワード

/ 火袋 / 高知 / 燈籠

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