文化遺産オンライン

千人針

せんにんばり

概要

千人針

せんにんばり

民俗 / 昭和以降

昭和戦中

布・縫製

縦16.0cm×横185.7cm

1

富山県高岡市古城1-5

2-01-01-74

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

弾除けのお守り布。千人の女性に一針ずつ縫い玉を付けてもらった。また、語呂合わせで5銭〔死(四)線を越える〕・10銭〔苦(九)線を越える〕玉を縫い込んだものもある。本資料には、右から「武運(日の丸)長久祈」と縫い玉で表現されている。また墨書で「〔扌+合+辛〕〔扌+台〕〔扌+合+辛〕〔扌+包+口〕」(サムハラ)とあり、これは弾丸除けのまじないの意味をもつ言葉とされる。
特例として寅年生まれの女性は自分の年齢だけ結び目を作ることができた。これは虎が「千里を行き、千里を帰る」との言い伝えにあやかったものである。

千人針をもっと見る

高岡市立博物館をもっと見る

キーワード

/ 高岡 / 富山 / 古城

関連作品

チェックした関連作品の検索