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編物圧痕付土器片

あみものあっこんつきどきへん

概要

編物圧痕付土器片

あみものあっこんつきどきへん

考古資料

出土地:(1)(2)青森県むつ市田名部最花 (3)青森県むつ市田名部品ノ木 (4)~(6)青森県東半

縄文時代 6000年前~2300年前

土製

(1)縦12.3 横6.0 高4.0 (2)最大径8.9 高2.5 (3)最大径11.0 高1.9 (4)最大径16.8 高3.0 (5)縦10.0 横8.7 高3.2 (6)縦11.2 横8.0 高2.2

6個

 編物圧痕を有する平底土器の底部破片である。編み方は、(1)~(3)は1本超え1本潜り1本送り、(4)と(6)は三方向の条材が交差する三方編み、(5)は経条緯条2本1組の2本超え2本潜り1本送り。土器底面に残る編物圧痕は、土器製作時の台座として使用された編物と考えられ、編物製台座を用いた土器製作技法を知ることができる。また、編物は、通常の遺跡では腐朽して遺存しないため、縄文時代の編物文化をも知ることができる。

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キーワード

土器 / 縄文 / 土製 / 青森

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