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黒塗竹菜箸

クロヌリタケサイバシ

概要

黒塗竹菜箸

クロヌリタケサイバシ

漆工

8膳

 茶の湯の懐石で、焼きものなどを取り回すのに用いる箸のうち、両細と呼ばれる形式のもの。普通は青竹製だが、本品は片面と小口に黒漆を塗っているのが珍しい。胡麻竹製の共筒によれば、もとは十膳あった。筒の合口部に「刂」の楕円墨印があり、家元のために工芸品を制作した職工(千家十職)の一家、駒沢利斎の仕事とわかる。

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