文化遺産オンライン

四季草花蒔絵櫛・笄

しきそうかまきえくし・こうがい

概要

四季草花蒔絵櫛・笄

しきそうかまきえくし・こうがい

その他 / 明治

明治時代/19世紀

鼈甲・黒檀・貝

櫛3.8×8.4・笄長14.8 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

独立行政法人日本芸術文化振興会

柞(いす)製、閑清形、丸棟の挿櫛と杵形の笄の揃いである。閑清形は、『玳瑁亀圖説』によると天保年間(1830~44)に流行したとされる。金粉溜地(きんふんだみじ)に高蒔絵と白蝶貝等の彫嵌で、櫛に梅・牡丹・片喰・菊を、笄に桜・水仙・萩・藤を表す。笄の軸は黒檀製。「良(斎)」「造」「清明刀」と蒔絵銘があり、蒔絵が良斎作、芝山象嵌が清明作とみられる。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2012)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

四季草花蒔絵櫛・笄をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ / 劇場 /

関連作品

チェックした関連作品の検索