太田喜二郎日記 明治36年
おおたきじろうにっき めいじさんじゅうろくねん
概要
太田喜二郎は近代京都の洋画家である。京都に生まれ、東京美術学校西洋画科卒業後はベルギーに留学し、明るい点描技法によって光をとらえるベルギーの印象派を学ぶ。帰国後は京都を拠点に文展や帝展など官展で活躍する。京都市立美術工芸学校・京都市立絵画専門学校講師として日本画家にデッサンを教えるほか、京都帝国大学工学部講師にもなっている。考古学者の濱田耕作、東洋史学者の羽田亨とも親しかった。
なお、日記の翻刻は関連リンクURL「太田喜二郎日記 翻刻」で公開している。