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長野県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小野村下町火の見櫓長野県上伊那郡辰野町大字小野字町823-2
伊那街道沿いに建つ高さ17メートルの鉄骨造の櫓。方形平面を上方に向かって逓減させ、頂部に設けた見張台に尖塔形宝形屋根を載せ、中央に半鐘を吊る。横架材間はリング式ターンバックルで補強。軒先の蕨手状飾りなど繊細な装飾を施した地域のランドマーク。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小澤家住宅(油屋)表門長野県上伊那郡辰野町大字小野字町975-1
主屋の北に位置し、通りに東面する一間一戸切妻造鉄板葺の薬医門。南北に袖塀を付し、南に潜戸を設ける。主柱に渡した冠木上に三筋の男梁を架け、正面側は先端に実肘木付平三斗を置き丸桁を支持、梁中央は蟇股を飾る。勇壮な構えで旅籠の格式を伝える表門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小澤家住宅(油屋)主屋長野県上伊那郡辰野町大字小野字町975
三州街道の小野宿北寄りに位置し、かつて旅籠を営んだ主屋。通りに東面する切妻造妻入鉄板葺の本棟造で、棟頂部に雀踊りを飾る。正面南側は土間と旧のウマヤを配し、北側は式台を設け、西に三間続きの座敷を配す。広い式台玄関が格式を示す規模雄大な町家。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧佐藤家住宅(藤本)表門長野県上田市上塩尻字南側91-3
通りから路地で引込んだ敷地入口に南面する一間一戸の薬医門。左右に袖塀を付す。小屋組は二重梁とし、小屋束を貫で固める。控柱間の中央の梁は蛙股で受け、梁先の桁で軒を支持。軒は二軒繁垂木。全体に木柄が太く、重厚な外観で、敷地の表構えを整える。