求福山山車の人形とその他附属品
きゅうふくざんだしのにんぎょうとそのたふぞくひん
概要
・求福山山車は、松前城下を代表する東西の山車の西部代表とされ、町内の豪商伊達林右衛門が代々にわたって保存していました。
・この山車は、宝暦年間に製作されたと言われていますが、定かではありません。
・正面には松前家第17世崇廣(第13代藩主)筆の「求福山」の懸額を掲げ、向かって左に尉、右に姥の正装人形を配しています。この衣装は、祭礼のときに藩主、奥方から下げわたされたものです。
・側面には、水引幕として「孔雀刺繍」が左右に張られ、背面の見返り幕は「鯉の滝登り刺繍」です。
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北海道(地方指定文化財)