薙刀銘堀井正次
なぎなためいほりいまさつぐ
概要
・この薙刀は、長さ80.6センチメートル、反り1.4センチメートル、目くぎ穴1個で、中子銘文には、松前藩剣術指南役(直心影流)佐藤男破魔唯則が、松前城下来遊中の近江大津の刀鍛冶堀井源正次に依頼して、万延2年(1861)に松前城下にて製作したものと記されています。
・蝦夷地における刀剣の作刀例は極めて少なく、この薙刀は、北海道における美術工芸史上貴重なものといえます。
「銘文」(表)應佐藤男破魔唯則需、平安城住堀井源正次、松前城下造之 (裏)萬延二年辛酉年二月吉日
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北海道(地方指定文化財)