文化遺産オンライン

高松塚古墳壁画

たかまつづかこふんへきが

概要

高松塚古墳壁画

たかまつづかこふんへきが

絵画 / 奈良 / 近畿

奈良

4面

重文指定年月日:
国宝指定年月日:19740417
登録年月日:

国(文部科学省所管)

国宝・重要文化財(美術品)

本壁画は、日月星宿図・四神図・人物図からなるが、その主題や画面構成には高句麗【こうくり】壁画との関連が考えられる。しかし人物群像に見られる奥行のある空間構成や暈取り、塗り重ねの彩色法および運筆などは、中国の新しい技法を採り入れたものと見られ、その点で唐代絵画との密接な結びつきが考えられる。なお人物図は、時世粧を写したものと見られ、わが国上代絵画の中にあって稀有なもので、貴重な遺例ということができる。制作時は七世紀末~八世紀初めが考えられる。

高松塚古墳壁画をもっと見る

国指定文化財等データベース(文化庁)をもっと見る

キーワード

/ 国宝 / / 指定

関連作品

チェックした関連作品の検索