十勝オコッペ遺跡
とかちおこっぺいせき
概要
・十勝オコッペ遺跡は、太平洋に面した河岸段丘上にある擦文時代の集落跡です。集落は20軒の竪穴から構成されていますが、いずれも平面形が正方形ないし長方形をしています。
・それぞれの竪穴は、埋まりきらずに凹地として残っており、竪穴周囲には盛り土が明瞭に認められます。
・これまでに、この遺跡の発掘調査は行われたことはなく、正確な年代などはわかっていませんが、擦文時代の集落構成がわかる遺跡として重要であると同時に、長方形の竪穴はオホーツク文化との交流を物語る可能性があるとも言われています。
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北海道(地方指定文化財)