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東福寺常楽庵 開山堂・昭堂

とうふくじじょうらくあん かいさんどう、しょうどう

概要

東福寺常楽庵 開山堂・昭堂

とうふくじじょうらくあん かいさんどう、しょうどう

宗教建築 / 江戸 / 近畿 / 京都府

京都府

江戸後期/1823

開山堂 桁行正面一間、背面二間、梁間三間、一重、宝形造、桟瓦葺
昭堂 桁行八間、梁間三間、一重一部二階(伝衣閣)、切妻造、
東面仏壇・背面北側庇附属、背面中央取合 桁行五間、梁間三間、
一重、両下造、西面登り口附属、背面両端突出部・中央開山堂に
接続、桟瓦葺(伝衣閣こけら葺)

1棟

京都府京都市東山区本町十五丁目

重文指定年月日:19971203
国宝指定年月日:

東福寺

重要文化財

東福寺の中心伽藍の北方に位置する。東福寺の開山である円爾(えんに)を祀る開山塔院である。現在の建物は文政2年(1819)炎失後の再建で、文政6年から7年まで開山堂・昭堂、塔司寮、庫裏がほぼ整えられ、文政9年に全域が竣工している。各建物が広い庭を囲むように建つ配置構成に特徴があり、なかでも開山堂・昭堂は上部に楼閣風の伝衣閣(でんねかく)をもつ点が珍しく、内部の構成にも見るべきものがある。

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